なぜ社労士に助成金の申請代行を依頼する必要があるのですか?

助成金を申請する上で最も重要なのが、常日ごろの適切な労務管理です。
ほぼ全ての助成金において、事業主が普段作成している勤怠管理記録や賃金台帳、就業規則といった書類の提出を求められます。ふだんは勤怠記録などロクに作成してもいないのに、助成金をもらいたいがために実態を何ら反映してないような勤怠記録などをでっち上げてしまうと、「不正受給」とみなされ厳しい処罰の対象となる場合があります。すなわち、普段から労務管理を適切に行っていないような事業主には助成金を申請する資格そのものが無いということです。

また、助成金を申請する際の各様式には様々な記入項目がありますが、それらの項目に何をどのように記録すれば良いのか、一見するとなかなか理解しづらいのが実情です。助成金申請の際に必要となる各種書類を適切に作成するには、労務管理に関する専門知識が不可欠です。

更に言えば、全ての助成金には「交付要綱」「支給要領」「申請マニュアル」などといった申請時のルールが定められています。助成金ごとに異なる、これらのルールを正しく理解しない限り助成金を適切に受給することはできません。そしてこれらのルールを正しく読み取るためにも、やはり専門的な知識が必要となるのです。

以上3つの項目が、社労士に助成金の申請代行を依頼する理由となります。必ずしも社労士に依頼しなくとも助成金の申請が可能であることは事実ですが、未経験の方が助成金申請に挑もうとすると多大な労力と時間を要することになることはほぼ間違いありません。多少の費用を支払ってでも専門家に依頼したほうが、結果として安上がりに済むと言って差し支えないでしょう。

2020年04月24日