おすすめの助成金

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 皆さまもご存じの通り、厚生労働省は毎年様々な雇用・労働関係の助成金を実施しています。しかしよく見てみると、その内容は 年 度によって大きく違っていることにお気づきでしたでしょうか。

 具体的には、前年度から支給額を大きく減らされてしまったり、あるいは支給要件がかなり厳格化されたり、場合によっては助成金そのものが無くなってしまうことも有るのです。

 また、助成金の名称そのものは前年度と同様に引き継がれてているものの、その中身は全くの別物と言っても差し支え無い程に大きく変わってしまうことだって有り得ます。

 このようなことが起きるのは、各年度において特定の助成金に申請が集中してしまい、予算を使い切ってしまったり審査業務に多大な労力を要することになってしまったりといった不都合が生じたため、制度そのものを見直さざるを得なくなったことが原因です。

 人気を集める助成金には、ある共通の特徴が有ります。それは、比較的低いハードルでより多くの助成金を受給することができるという点です。

 過去の例で言えば、「仕事と介護に関する社内アンケートや研修を実施するだけで60万円支給される(介護支援取組助成金)」「男性労働者に1日以上の育児休業を取得させれば57万円の助成金がもらえる(両立支援助成金・出生時両立支援コース)」「FP3級のように比較的簡単な資格試験を従業員に受けさせて合格すれば、50万円が支給される(キャリア形成促進助成金・制度導入コース)」といった助成金が大いに人気を集めました。

 しかしこれらの助成金はいずれも、制度の内容が大きく変更されるか、支給要件が厳格化されるか、あるいは制度そのものが廃止されるといった経緯を辿ることとなりました。そのため、現在ではこれらの助成金のいずれもご利用いただくことはできません

 これらの事実から明らかなのは、厚生労働省の助成金制度を十二分に活用したいとお考えであれば、各年度において人気を集めそうな助成金をなるべく早い内に見つけておくことが必要だということです。

 前述したように、人気の助成金はあっという間に申請が集中してしまいますから、早々に予算が尽きてしまい申請期限が大幅に前倒しされてしまうことも珍しくありません。そのため、「旬」の助成金をご利用いただくには、早めに取組を始めることが何よりも大事なのです

 このページでは、各年度における当事務所おすすめの助成金を皆さまにご紹介いたします。

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