つい先日、令和4年度において厚生労働省が実施する雇用関係助成金及び労働条件等関係助成金の内容が厚生労働省のホームページにて公開されました。
URLは以下の通りです。
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/joseikin_shoureikin/
今年度の傾向として、全体的に助成金の使い勝手が悪くなっていることが挙げられます。
具体例をいくつか挙げますと、
- 働き方改革推進支援助成金の一部コースにて支給上限額が引き下げられた。
- 人材確保等支援助成金のほとんどのコースで新規受付を停止した。
- キャリアアップ助成金の正社員化コースにて、有期パートタイマーから無期パートタイマーへの転換が支給対象外になった。
推測ですが、今年10月からの雇用保険料率引き上げに象徴されるように、雇用保険料を財源とする国の蓄えがかなり枯渇しているのかもしれません。いわゆるコロナ禍が始まってから今年で3年目となり、それまでに雇用調整助成金等で国もかなりの大盤振る舞いをしていますから、どこが出費を抑える必要が生じるのもやむを得ないと言えるでしょう。
しかしそのような中にあっても、中小企業事業主さまにとって便利にご活用いただける助成金はちゃんと存在しています。今までのような簡単・お手軽に何十万円もの助成金が支給されるような制度ではないかもしれませんが、明確な人材活用の方針をお持ちの事業主にとっては大いにご活用いただける制度になっているはずです。
本日開設した【おすすめの助成金】→【令和4年度】ページでは、今年度も多数用意されている厚生労働省の助成金のうち、当事務所注目の助成金をご紹介しております。
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またこれらの助成金にご興味をお持ちでしたら、当事務所にて懇切丁寧にご説明させていただきますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。